ボーカルレッスンに行ってみたい！

当日の流れや教室の選び方を初心者向けに解説

1. ボーカルレッスンではどんなことをするの？

ボーカルレッスンとはいえ、具体的にどのようなレッスンをするのだろうと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、ボーカルレッスンの一般的な内容についてご紹介します。

1-1. ウォーミングアップ

歌を歌うためには、自分の体を楽器にする必要があります。そのため、体がスムーズに動くよう、まずはウォーミングアップをおこないます。背伸びをしたり、肩や首を回したり、さらに上半身をだらりと脱力させたりしながら、体をリラックスさせるところからスタートです。必要に応じて、姿勢の指導や、呼吸法の指導などがおこなわれることもあります。

1-2. 発声練習

発声練習では、先生のピアノに合わせて、声をスムーズに出すための練習をおこないます。基本的には、先生のお手本を耳で聞いて真似するだけでよいので、難しいことではありません。自分の耳から聞こえる自分の声と、先生の反応、さらに自分の体の感覚をしっかりとつなぎ合わせながら、自分にとっての理想の声を見つけ出す作業になります。

1-3. 歌唱指導

歌唱指導では、実際に自分の選んだ曲や、先生に提案された曲を歌います。発声練習でのトレーニングをベースとして、曲にあった感情表現の方法や、マイクのポジションなどを学ぶことができます。あまり難しく考えずに、歌手になったつもりで思い切って楽しく歌いましょう。

2. ボーカルレッスンはどう選ぶ？

ボーカルレッスンといっても、巷にはさまざまなスクールがあり、どの教室を選ぶべきか悩んでしまう方も少なくありません。ここでは、自分にあったボーカルレッスンの選び方をご紹介します。

2-1. 目的を明確にする

まずは、ボーカルレッスンに通う理由を、自分の中で明確にするところからはじめてみましょう。カラオケが上手くなりたい、人前でプレゼンをする際にハキハキと喋れるようになりたい、ストレス発散がしたいなど、その目的は人によってさまざまです。
たとえば、趣味として楽しく取り組みたい人が、プロ向けの厳しいボイストレーニングに通ってしまうと、発声トレーニングばかりで、好きな歌が歌えないということにもなりかねません。まずは、自分の中で目的を明確にしてから教室を探すのがオススメです。

2-2. 通いやすさを考慮する

ボーカルレッスンに通う上で、とても重要なのが通いやすさです。ボイストレーニングは、やはり定期的にしっかりとレッスンを受けることで、上達が早くなるという特徴があります。そのため、無理なく通える場所にある教室を選ぶのがポイントです。
また、時間に余裕がないという場合には、オンラインレッスンを開講している教室や、オンラインレッスンと対面レッスンのミックス受講が可能な教室を選ぶとよいでしょう。

2-3. 先生との相性をチェックする

ボーカルレッスンは、先生との二人三脚で自分の本当の声を見つけるものです。そのため、なんでも相談できるような信頼できる先生と勉強することがとても重要となります。経歴が素晴らしくても、必ずしも初心者に教えるのが上手な先生であるとは限らないため、必ず体験レッスンをおこない、先生との相性を確認しましょう。
また、どんな先生でも基礎的なボーカルレッスンはおこなえますが、それぞれの先生で得意分野があるはずです。自分の好きなジャンルや歌いたい音楽を得意としている先生を選ぶようにしましょう。

3. 初めてボーカルレッスンに行く際の持ち物と服装

ボーカルレッスンでは、基本的に絶対に必要な持ち物はありません。レッスン中に喉が渇いたときのための飲料水、筆記具やメモ、汗をかいてしまったときのためのタオル、もし先生に指示された場合には、歌いたい曲の音源や楽譜を持参するとよいでしょう。
また、上達を早めたい方は、ボイスレコーダーやビデオを持参し、ボーカルレッスンを録画するのがオススメです。そうすることで、自分の声を第三者の目線からチェックできるようになり、より上達が早まります。また、服装についても、動きやすい軽いストレッチができるような動きやすい服装であれば問題ありません。

4. まとめ